ガラスフィルムと保護フィルムの違いとは?どちらが良いか解説します
2022.11.01解説
スマホ(スマートフォン)やiPhoneの液晶画面を保護するフィルムには多数の種類があります。数が多すぎてよくわからないので、ずらりと商品が並んでいる中から、なんとなく選んでいるという方も多いのではないでしょうか。
スマホの液晶画面を保護するフィルムは、ガラスフィルムとPET製の保護フィルムの2種類に分類できます。今回はこの2種類を比較しながら、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。フィルム選びに迷われている方はぜひご覧ください。
1.ガラスフィルムと保護フィルムの違い
スマホやiPhoneのガラスフィルムと保護フィルムの違いを以下の3点で解説していきます。
1-1 素材の違い
ガラスフィルムと保護フィルムの大きな違いは、その素材にあります。ガラス素材からできているガラスフィルムは硬質かつ厚みがあり、表面が湾曲することはありません。なにも貼っていない液晶画面と触り心地はほぼ変わりません。
一方PET製の保護フィルムは、いわゆるプラスチック素材からできています。サイドに負荷を与えるとしなり、柔らかいのが特徴です。
1-2 価格の違い
価格設定にも違いがあります。保護フィルムは、安いものであれば百円均一ショップでも手に入れられます。メイクや指紋がつきにくい、ブルーライトカット、反射防止などさまざまな加工が施されているため、そのタイプによって価格は変動します。数百円から2,000円までの値段設定が多く見られます。
一方、ガラスフィルムはPET製の保護フィルムと比較すると高価なイメージで、2,000円以上の商品が多いようです。
1-3 耐久性の違い
保護フィルムは、プラスチック素材であるためガラスに比べると柔らかいです。プラスチックは、長年使用していると表面に小さなキズがつき、少しずつ白く曇ったように見えてきます。
一方、ガラスの表面は硬質であるため、ポケットや鞄の中に入れた場合や、人の爪などでもキズがつきにくいため、長期間クリアな状態が続きます。
1-4 ガラスフィルムのメリット・デメリット
ガラスフィルムのメリット・デメリットをそれぞれまとめました。
〈ガラスフィルムのメリット〉
・キズに強く画面がクリア
最大のメリットはキズに強いことです。金属などと触れることは避けた方がよいですが、手指や衣類などある程度の摩耗であれば、キズつきににくいのがメリットです。
・衝撃にも強い
スマホを落下させてしまったとき、当たり所が悪くもしもガラスフィルムが割れてしまっても、スマホ本体の画面が割れないことがあります。
・貼り付けが簡単で気泡が入りにくい
ガラスフィルムは硬質かつ表面はフラットです。スマホ本体に自然と密着してくれるため、気泡が入りにくいのが特徴です。
〈ガラスフィルムのデメリット〉
・価格が高い傾向にある
ガラスフィルム製品は、価格設定が高い傾向にあります。2,000円以上するものが多いため、「スマホのアクセサリーに数千円もかけたくない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
・厚みがある
ガラス製のフィルムは、硬質がゆえに厚みがあります。スマホの縁まであるタイプは、本体のケースと緩衝してしまい、ケースが浮いてしまって見た目を損なう可能性やケース自体が入らない場合があります。
・タッチパネルの感度が落ちる可能性がある
厚みがあるため、タッチする際に操作性が悪い商品もあるようです。
1-5 保護フィルムのメリット・デメリット
続いて保護フィルムのメリット・デメリットをご紹介します。
<保護フィルムのメリット>
・価格設定が安い
安価で手に入ることがメリットです。高いものでも2,000円以内で購入できるものが多いです。
・特殊な加工が施され機能が充実
のぞき見防止やブルーライトカット、タッチした際の触り心地の違いなど、さまざまな加工があり、多くの種類の中から好みのタイプを選べます。
・スマホケースと緩衝しない
PET製の保護フィルムは、薄いのが特徴です。そのため本体のケースと緩衝せず、操作性にも影響はほとんどありません。
<保護フィルムのデメリット>
・衝撃に弱い
PET製の保護フィルムは薄いため、落下させてしまった際の衝撃などに弱いのがデメリットです。
・貼りづらい
PET製の保護フィルムは柔らかいため、気泡が入りやすく貼り付けづらさがあります。
・キズがつきやすい
スマホ本体の画面のキズは保護できますが、保護フィルム自体はガラスフィルムに比べるとキズがつきやすいため、長期間使用していると画面の見やすさに影響する可能性があります。
2.ガラスフィルムがおすすめの方
ガラスフィルム、保護フィルムそれぞれのメリット・デメリットなどをご紹介しました。「どちらを選ぼうかまだ決められない」方に、おすすめのポイントをご紹介します。
<ガラスフィルムのおすすめポイント>
・衝撃耐性の強いフィルムが欲しい
一番の心配は落下させて画面をキズつけてしまったり、割れてしまったりすることです。画面割れに有効な防止策はガラスフィルムを使用することです。
・よくスマホを落としてしまう
落下させて画面が割れてしまった経験がある方や、よく落としてしまう方は、なるべくガラスフィルムを使用しましょう。
・貼る際に気泡が入りにくい
フィルムを貼る作業はなかなか難しく、億劫に感じている方も多いでしょう。ガラスフィルムであれば、画面に置くだけで自然と密着してくれ、気泡も入りづらいです。
3.保護フィルムがおすすめの方
続いて、保護フィルムのおすすめのポイントをご紹介します。
<保護フィルムのおすすめポイント>
・フィルムは安いものでいい
なんとか手頃な価格で抑えたいという方は、百円均一ショップでも購入できる保護フィルムであれば安価に購入できます。
・薄く違和感のないフィルムの方がいい
フィルム自体に厚みがないため、操作性を損ねることはありません。
・表面のタイプが多数ある
「さらさら」や「つるつる」といったように、表面のタイプまで好みを選べます。メイク汚れや皮脂などがつきにくいなどのタイプもあります。
4.スマホフィルムの選び方
フィルムのタイプによっては画面の保護以外にも効果があり、自身の目的と嗜好によって選べます。
・光沢タイプ
液晶本来の色味などに影響しないタイプです。画像などをきれいに楽しむことができます。
・反射防止タイプ
光沢タイプとは異なり、光の反射を抑えたタイプです。太陽光や蛍光灯など、明るい光の下でも反射を抑えてくれます。
・のぞき見防止タイプ
電車など人の多い場所でも、隣の人から画面が見えないようになっているタイプです。
・ブルーライトカットタイプ
スマホやPCなどの光(ブルーライト)は目に悪影響といわれています。そのブルーライトをカットしてくれるタイプです。
5.おすすめはガラスフィルム
液晶画面を保護してくれるフィルムは、「使い勝手を優先する」、「サラサラな感触がいい」など選ぶ理由はさまざまです。しかしながら、毎日操作しているスマホは、落下させてしまう危険性を常にともないます。
値段だけで選んでしまうと、劣化して再度購入し直した、画面割れの修理代がかかったなど結果的に費用が高くついてしまうかもしれません。ガラスフィルムは、長期間の使用でもクリアな画面を損なわず、第一に画面割れといった心配から守ってくれます。画面割れの防止力が優れているガラスフィルムの使用をおすすめします。
6.まとめ
以上、スマホの液晶画面の保護について、ガラスフィルムと保護フィルムの違いやメリット・デメリットをそれぞれご紹介しました。どちらも使い方や使用する人次第で、メリット・デメリットが異なりますが、一番の目的はやはり画面のキズや割れてしまうことを防ぐことです。そのためにはガラスフィルムを選ぶことをおすすめします。フィルム選びの参考になれば幸いです。
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